元マンチェスター・ユナイテッドのポール・スコールズ氏は、宿敵リヴァプールが優勝したFIFAクラブ・ワールドカップの重要性に疑問を感じているようだ。
昨シーズンのチャンピオンズリーグを制したリヴァプールは、さらに今シーズン、プレミアリーグで首位を独走し、UEFAスーパーカップ、クラブ・ワールドカップでタイトルを獲得。2019年の間に3つものトロフィーを掲げるなどスコールズ氏の古巣マンチェスター・Uとは対照的に大成功を収めている。
これを受け、2008年にアレックス・ファーガソン元監督の下で世界一のクラブの称号を手にしたスコールズ氏は、イギリス『BBC』のラジオ番組内で「一度は勝ち取りたいとは思うけれど、どうしても手にしたいものだったとは思わない」とクラブワールドカップについて語り、同タイトルの意義は些細なものであると自身の見解を示した。
「仮に誰かが“キャリアの中でどんなトロフィーを獲得した?”と尋ねたとしても、私はクラブ・ワールドカップのことは口にしないと思う。ジョークなんかじゃない。私は真剣だ。ただ、これから先もっと重要なものになっていくかもしれないが…」
「優勝したリヴァプールはとても喜んでいたように見え、大いに祝福していた。将来、このタイトルについて彼らは口にするだろうし、すればいいと思う。ただ、これが真剣なタイトルか私にはわからない。少なくとも選手として目指すべきものではないと思う」
さらに、スコールズ氏はクラブ・ワールドカップと地元のバドミントンクラブのトロフィー、どちらがより重要かと問われ「私のバドミントンのトロフィー」と主張している。
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