22日のリーガ・エスパニョーラ第25節、カンプ・ノウでのバルセロナ対エイバルは5-0でバルセロナが勝利した。エイバルMF乾貴士は先発出場を果たし66分にピッチを退いている。
ポゼッションフットボールを復活させたセティエン監督率いるバルセロナと、ハイプレッシングからの速攻を最大の武器とするメンディリバル監督率いるエイバルの対戦。前半の立ち上がりはエイバルのハイプレッシングが機能し、バルセロナを自陣に押し込めていく。エイバルは5分、左サイドのクロスからエンリッチがヘディングシュートでネットを揺らすも、これはオフサイドでゴールは取り消しとなり、また11分には乾が左サイドから切れ込んでシュートを放つも、ボールはGKテア・シュテーゲンの正面に飛んでいる。
序盤は苦戦したバルセロナだが、徐々にエイバルのハイプレッシングをくぐり抜けられるようになり、14分に先制点を獲得。アタッキングサードで前を向いてボールを持ったメッシが、アルビージャを股抜きでかわしてペナルティーエリア内に侵入。左足で対角線上にシュートを放ち、ネットを揺らしている。メッシのゴールは5試合ぶりのこととなった。
先制したバルセロナはその後も勢いを落とすことなく、背番号10が得点を重ねていった。37分、左サイドのジュニオールのスローインからブスケッツ、ビダル、メッシと内へつないでいき、そのままペナルティーエリア内左に入り込んだメッシが再び左足のシュートを突き刺して、この試合2点目。さらに41分にはコテのボールロストをきっかけとして、メッシが三度ネットを揺らし、前半だけでハットトリックを達成している。
この日のカンプ・ノウでは、SNS上でクラブの関係者も対象として批判工作を行なっていたとされるバルトメウ会長に対して、強烈な抗議が行われた。その中で、自身も妻も批判対象となったメッシが、ハットトリックを成し遂げて観客を沸かせる……政治の醜い部分に対して、このスポーツの極上の部分で返答した格好となった。
後半になってもバルセロナがその自慢のポゼッションフットボールでエイバルを押し込む状況は変わらず。劣勢のエイバルは、乾が反抗を見せた。日本人MFは62分、63分と立て続けにシュートを放ったが、1本目はテア・シュテーゲンのセーブに阻まれ、2本目はフレンキー・デ・ヨングに当たって枠を外れていった。
メンディリバル監督は66分、乾とエンリッチを下げてデ・ブラシス、キケ・ゴンサレスを投入。対して、59分にブスケッツをF・デ・ヨングに代えていたセティエン監督は、68分にピケをユムティティと交代させ、そして72分にはグリーズマンを下げて新加入ブライトバイテをデビューさせた。
そして87分、バルセロナはそのブライトバイトがペナルティーエリア内左からボールを折り返し、これを受けたメッシがポーケル(4得点)まで達成。また89分にはブライトバイテのシュートをGKドミトロビッチが弾き、そのこぼれ球をアルトゥールが押し込んで大量5得点で試合を終えている。リーガ4連勝のバルセロナは、同日にレバンテ戦を控えるレアル・マドリーに勝ち点2差をつけて、暫定ながら首位に浮上。ここ4試合勝利から見放されているエイバルは、勝ち点24で16位に位置している。
■試合結果
バルセロナ 5-0 エイバル
■得点者
バルセロナ:メッシ(14分、37分、40分、87分)、アルトゥール(89分)
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