スウォンジー・シティは、ポール・クレメント監督の解任を発表した。
昨季スウォンジーの3人目の監督として就任したクレメント監督。カルロ・アンチェロッティ氏の元右腕は、最後の3試合で3連勝を挙げ、最下位に位置していたチームを“奇跡的な”残留に導いた。
しかし、今季はバイエルンからレンタルしているMFレナト・サンチェスなど補強の失敗もあり、18節消化時点で最下位に。マンチェスター・シティ、そしてエヴァートンに連敗を喫した後、クラブを去ることになった。
クラブの会長は、「シーズンの途中で監督を変えることは、最もやりたくないことだ。昨季は結果として、3人の監督を雇うことになった。なのでできるだけ、ポールに多くの時間を与えたかった。しかしそれはもう限界だと感じている。最下位から脱出するためには、変化が必要だと感じた」とコメントしている。
なお、アシスタントコーチ2名もともにクラブを離れるという。クラブは次期監督が誰になるかを発表していないが、かねてから盛んに噂される元ウェールズ代表MFライアン・ギグス氏が就任する可能性もあるのかもしれない。


