2017-11-10 Switzerland Ricardo RodriguezGetty Images

スイスがPK弾で北アイルランドに先勝…PK判定を「誤審」と指摘する声も/ロシアW杯欧州プレーオフ

■ロシアW杯ヨーロッパ予選プレーオフ第1戦
北アイルランド 0-1 スイス

得点者
スイス:R・ロドリゲス(58分/PK)


現地時間10日、ロシア・ワールドカップのヨーロッパ予選プレーオフ、北アイルランドvsスイスが行われた。

試合は北アイルランドホームながら、アウェーのスイスが高いボールポゼッションを記録して試合の主導権を握る時間が目立つ。北アイルランドは要所で速攻を仕掛ける展開でスイスゴールに迫る流れで試合は進んだ。

開始5分、北アイルランドのスチュアート・ダラスが左サイドを駆け上がる際、激しいタックルを浴びせたファビアン・シェールがいきなり警告を受ける展開に。

スイスは21分、シェルダン・シャキリが放り込んだクロスに対し、ハリス・セフィロビッチが相手DFともつれながらダイレクトで合わせるも、北アイルランドGKマイケル・マクガヴァーンのセーブでスイスはゴールならず。

両チームともネットを揺らすまでには至らず、前半はスコアレスで折り返すこととなった。

後半に入り56分、シャキリがゴール前でダイレクトシュートを放ち、コリー・エヴァンスが背を向けてブロックに入る。しかし、この際に腕で防いだとして、スイスにPKのチャンスが与えられることに。このPKをリカルド・ロドリゲスがきっちりゴール右スミに決め、スイスが先制した。

その後も両チームとも一進一退の攻防を続けるがゴールは決まらず、0-1でアウェーのスイスが勝利を収めている。ボール支配率は35-65%、シュート本数は5-16だった。

一方で一部欧州メディアは、PK判定となったワンシーンについて、ゴール直後から「スイスに与えられたPKの判定は論争の的になる」「これは北アイルランドに対して、あまりに厳しい判定」と“誤審”だった可能性が高いと報じている。

なお、スイスホームの第2戦は現地時間12日に行われる。

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