2018-01-30 GiroudGetty Images

ジルー、チェルシー行きが消滅でやはりドルトムントへ?3クラブ間“玉突き移籍”は不成立か

アーセナルFWオリヴィエ ・ジルーは、やはりボルシア・ドルトムントに向かうことになるのだろうか。一度消滅したとも伝えられていたドイツ行きの可能性が再浮上している。

ドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤンがアーセナルに移籍する一方で、今シーズン終了までのレンタルでドルトムントに加わる可能性が伝えられていたジルー。しかし、フランス代表FWは家族がロンドンを離れることを嫌がっているという理由で、チェルシーへの移籍を希望しており、ドルトムント移籍の現実味が薄れていた。

ジルーがチェルシーに加わることで、同クラブはベルギー代表FWミヒー・バチュアイを期限付きでドルトムントに送り出し、3クラブ間の“玉突き移籍”が成立する――。メディアの一部ではそう予想され、最初の移籍としてオーバメヤンのアーセナル入りも29日にも発表されることが濃厚と見られていた。

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だが、29日は発表がないまま終わっている。ドイツ誌『キッカー』の新たな報道によると、その理由は、チェルシーはジルーではなく、アントニオ・コンテ監督がユヴェントス時代から知るトッテナムFWフェルナンド・ジョレンテの獲得を進める決断を下したからだという。

そのため、オーバメヤンの到着でさらに出場機会を失い、フランス代表としてのロシア・ワールドカップ出場が危ぶまれるジルーはやはりドルトムントに渡る決断に至ったとのこと。だが、実際にバチュアイとの交渉を進めているとされるドルトムントだが、一度断られた選手を迎え入れるのか、ますます目が離せない状況となってきた。

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