元イタリア代表のFWアルベルト・ジラルディーノが練習に参加するモントリオール・インパクトで記者会見に出席し、MLS(メジャーリーグ・サッカー)で現役を終えることを望んだ。
ジラルディーノはミランやフィオレンティーナなどで活躍し、2006年のドイツ・ワールドカップではイタリア代表として参戦し、世界王者となった。昨シーズンはペスカーラでプレーしていたもののゴールを挙げることはできず、シーズン終了後に契約を満了し、新天地を探していた。
今年で35歳を迎えたがMLSでの現役続行を希望しており、セリエAボローニャでも会長を務めるジョーイ・サプート氏のモントリオールとの契約を望んでいる。
「チャンスをくれたサプート会長に感謝したい。僕はまだ若いと感じているし、まだプレーを続けてゴールを量産したいと思っている。モントリオール・インパクトに加入して、MLSでキャリアを終えたい。どんなオファーにも前向きだ。来シーズンのオプションが付いていなくても、残りの試合だけの契約でもいい。どんな選択をするかはクラブにかかっている」
またジラルディーノは過去にもMLSからオファーがあったことを明かしている。
「過去にカナダのクラブからオファーを受けたことがある。だけど中国から戻ってきたばかりで、またイタリアを離れて家族に迷惑をかけたくなかったんだ」
モントリオールがジラルディーノとの契約に至るかどうかは、FWマッテオ・マンコスのケガの状況に左右されると見られる。MLSではトップチームのうち外国人選手は9名と定められており、すでに9選手が所属しているモントリオールでは他の選手が退団もしくはケガなどで登録外となる必要がある。なおフリーの選手の移籍期限は15日までとなっており、移籍が実現しなかった場合、2018年の新シーズンを待つことになる。
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