JリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第4節が5月3日に行われ、日立柏サッカー場では柏レイソルとジュビロ磐田が対戦。磐田が2-1で逆転勝利を収めた。試合後の記者会見にて、磐田の名波浩監督は選手たちの活躍をたたえた。
「若いチームが、この難しい柏のスタジアムで、逆転勝ちという非常に難しいことをやってのけた。非常にうれしく思っています」と第一声を発した名波監督。16分に先制される苦しい展開だったが「前向きにプレーしてくれた」と、選手たちの活躍をねぎらった。
「決定的なピンチも三度くらいあったが、相手が外してくれた」としながらも、MFアダイウトンの突破や、そのアダイウトンと交代で出場したFW齊藤和樹の高いモビリティも評価。そうした中、ルヴァンカップ第3節でハットトリックを達成し、この試合でも決勝ゴールを決めたU-20日本代表FW小川航基の活躍に話が及ぶ。
「航基は時間とともに、(柏DFの)鎌田(次郎)と中山(雄太)のバランスなどを把握するまで時間が掛かったが、後半の残り30分ぐらいからはボールが収まるようになった。前を向く回数も増えたので、いつかチャンスが来るんじゃないかと、最後まで使い切ろうと思いました」と話す名波監督。小川航は81分にPKを決めたが、「時間とともに怖い存在になれたのかな」と、そのプレーを評価した。
また、65分まで出場したMF針谷岳晃については、ハーフタイムに「ちゃんと俺を見ろ、ボールを出せというアクションがなければ、次にまたチャンスはない」と告げたと話す。その一方で「常にゴールに向かっていく姿勢を持っている」とし、「18歳と思えない、冷静にやれてた」と、一定の評価を与えた。
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