レアル・マドリーは、複数選手の契約延長と放出に向けて動き始めている模様だ。スペイン『マルカ』が報じた。
クラブ史上12度目のチャンピオンズリーグ制覇も、過去のものだ。マドリーはジネディーヌ・ジダン監督と2020年までの契約延長、DFセルヒオ・ラモスとの2021年までの契約延長で合意にこぎ着け、今後数週間以内にその旨を発表する見通しだ。
また、マドリーはMFイスコとも契約延長を結ぶ運び。これまで定位置を確保しきれずに度々移籍のうわさが流れたイスコだが、今季終盤戦で目を見張る活躍を披露した。クラブは背番号22を再評価し、新契約を締結する意向を固めているとされる。
対して今夏の退団が濃厚なのはMFハメス・ロドリゲス、DFペペ、FWマリアーノ・ディアスである。ハメスに関しては、7500万ユーロの移籍金が提示されれば売却に応じるという明確な条件を設けられている。ペペは今季序盤に契約延長を断ったことで退団に近づいており、マリアーノは出場機会を求めて新天地を探すことになりそうだ。
補強やレンタルバックの行方はどうだろうか。マドリーは移籍金2400万ユーロでのアトレティコ・マドリーDFテオ・エルナンデス獲得を決定的としているが、これは近日中に公式発表されるとみられる。今季アラベスにレンタルされていたMFマルコス・ジョレンテ、フランクフルトにレンタルされていたDFヘスス・バジェホは、10日後に開幕するU-21欧州選手権が終了してから去就が定められることになる。
一方、選手獲得についてはマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア、モナコFWキリアン・ムバッペへの関心が注目を集める。だが、現時点でクラブは所属選手の慰留に努めることを優先させるつもりだ。また来季からラウール・ゴンサレス氏がホセ・アンヘル・サンチェスSD(スポーツディレクター)の右腕として入閣する見込みとなっている。
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