17日のリーガエスパニョーラ第4節、レアル・マドリーは敵地アノエタでのレアル・ソシエダ戦を3−1で制した。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、この試合のスタメンに含め、1得点及びラ・レアルのオウンゴールを誘発するなど結果を残した弱冠20歳のFWボルハ・マジョラルに称賛の言葉を送っている。
スペイン『マルカ』がフランス人指揮官のコメントを伝えた。
「彼はチームの一員だ。若いがこのチームにいられること、重要な役割を務めることへの自覚がある。今日はそのことを示したし、喜びを感じるよ。私たちが選手たちに求めるのは、出場した際に良いプレーを見せようと試みることであり、彼は実際にそうしていた。彼にとってゴールはとても重要なものだ。が、ゴールのほかにも素晴らしい動きを見せた」
「そう、彼はこのチームの3人目の9番だ。ここにいるのは、きちんと役割があるからなんだよ。今日はゴール以外でも良いプレーを見せていたし、それこそ9番に求められていることだ。しかしゴールもしっかりと記録したし、本当に喜ばしいよ」
また批判にさらされる中でチームの3点目を決めたMFガレス・ベイルにも言及している。
「ベイルはその価値を示した。その価値はゴールだけにあるわけではないが、しかし彼はそれを必要としていた。70メートルを走った後に、とても見事なフィニッシュを見せた。しかし、私にとって彼はまだ最高のバージョンではない。私たちは少しずつ、最高のベイルを見つけていくことになる」
「彼はスペースがある方が生きる。凄まじいスピードがあるからね。しかしテクニック的にも素晴らしく、スペースがないところでもうまくボールを扱える。今日決めたゴールでは、70メートルを時速30キロで走り、その次に明晰なプレー(ループシュート)を見せた……」
レアル・マドリーはこの試合で連続得点試合数を73に伸ばし、ペレ氏を擁したサントスの歴代最高記録に並んでいる。
「その記録については選手たちを祝福しなければならない。働き、戦っているのは彼らであり、彼らが記録を手にしたんだ。もちろん次の試合でも点を決めなくてはならないがね」
リーガでは開幕節以来となる勝利を手にしたレアル・マドリー。ジダン監督は、今季ここまでの中では傑出したパフォーマンスを見せたとの見解を示す。
「スーパーカップの試合を抜かせば、私たちの最高の試合だった。私はいつだって最後の試合に価値を見出す。この道を進んでいくべきだし、今日のようなプレーならば相手に打撃を与えることができる。私が最も大きな価値を感じるのは、90分を通してどうプレーしたか、だ」
「プレーレベルを維持することは難しい。多くのものを勝ち取れば難しくなるんだよ。しかし飢餓感がまだあることこそが、このチームの良い点だ。今日はそのことを示せたね。難しいのは自分たちが抱えるモチベーションだけではない。私たちを打ち破ろうとモチベーションを極限まで高めるライバルの存在にも困難さがある」
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