14日のリーガ・エスパニョーラ第4節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレバンテ戦を3-2で制した。試合後会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、後半にチームのパフォーマンスレベルが落ちたと認めながらも、今後改善できるとの考えを述べている。
前半にはボールロスト後にすかさずプレッシングを仕掛けてレバンテを自陣に押し込み、FWカリム・ベンゼマ(2得点)、MFカセミロがゴールを記録など盤石のパフォーマンスを披露したレアル・マドリー。だが後半にはレバンテに2得点を奪われただけでなく最後まで追加点を挙げられず、薄氷を踏む形で勝ち点3を獲得することになった。
ジダン監督は、後半にチームが落ち込んだ理由を次のように説明している。
「問題は断固たる決意を持って後半をスタートできず、早々にレバンテのゴールを許したことにある。私が心に残しているのは、前半の素晴らしいパフォーマンスだ。全員が専心して良いプレーを見せ、ゴールを決めたね」
「後半にもチャンスは生み出していたが、前半のように4、5、6点とゴールを決めることができなかった。おそらくインターナショナルウィーク明けということもあるのだろうが、言い訳はしたくない。私たちは勝利にこそ値したが、90分を通して良いパフォーマンスを見せる必要がある。45分間そうできるならば、90分でも可能なはずなんだ」
「守備が脆弱? 心配はしていない。改善はしないといけないが、絶対に良くなるはずなんだ。私はこのチームが、これからもっと多くのゴールを決めて、それと同時に失点を減らすことを知っている」
ジダン監督はまた、ベンゼマのゴールをアシストするなど存在感を放ったMFハメス・ロドリゲスについても触れている。
「彼は良い調子だ。ボールを持てば快適にプレーできている。フィジカル的には、負傷明けだから少し厳しかったろうがね。しかし彼はモチベーションにあふれているし、ゴールを決める意欲も持っている」
「2年前と比べて、ハメスは何か変わったか? 彼は相変わらずクオリティーが高い選手だし、何一つ変わっていないよ。フィジカル的な問題はありながらも、その意思の強さと献身の姿勢を見せ、最後には疲労困憊となってしまった。ピッチですべてを出し尽くしてくれたことを喜ばしく思っている」
この試合でレアル・マドリーの公式戦デビューを果たしたMFエデン・アザールについては、次のように振り返った。
「ボールを持てば多彩なプレーを見せてくれる。が、彼はまだ練習が足りない。負傷から復帰後、チーム練習に参加したのはたった4回だった。これから、チームにとって大きな助けにとなると確信しているよ」
ジダン監督はその一方で、決定機を幾度も迎えながら決め切れないFWヴィニシウス・ジュニアについて言及し、「重要なのはチャンスを生み出すことにある。それに何より、彼はまだ18歳なんだ」と、まだ若手選手であることを強調。さらの2得点のベンゼマについて意見を求められると、現在の調子を維持し続けることを願った。
「ベンゼマについて言えるのは、このまま進み続けてほしいということだ。観客は途中交代の彼に喝采を送っていたね。最近の試合では、毎回のように『ベンゼマがかつてないプレーを見せた』と言われるね。しかし彼は、いつだって正面切って戦っているよ」
取材・文/江間慎一郎
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