レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、チームが危機に陥っているとは考えていないようだ。
マドリーは1日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でトッテナムと対戦。聖地ウェンブリーへと乗り込んだが、1-3と完敗し、公式戦2連敗を喫した。
2016年1月に就任して以来、初めて問題に直面したと考えられるジダン監督であるが、パニックに陥る理由などないと試合後の記者会見で話している。
「クライシスには陥っていない。心配もしていないよ。連敗は当然良くないが、3,4日で連戦している。分析すれば、敗戦も我々をより良いチームにしてくれるだろう。悪い瞬間ではあるが、受け入れなければならない。顔を上げないとね」
また、試合全体については「悪いプレーをしたわけではないし、チャンスも作っていた。ただ、ゴールを決めるのが遅かったんだ」と話す。
「シーズンは長いし、今日は相手を祝福する」とつとめて冷静に語ったジダン。敗れたことで勝ち点は7のままとなったが、3位ドルトムントとの勝ち点差は5となっており、グループステージ突破は決定的な状況だ。




