レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、移籍報道が過熱するネイマールを気に入っているようだ。
今シーズン、不振の続くレアル・マドリーがパリ・サンジェルマンにクリスティアーノ・ロナウドとネイマールのトレードを画策しているのではないかと報じられている。しかし、ジダン監督は、ブラジル代表FWの獲得はうわさに過ぎないと否定した一方で、同選手は高いクオリティを持ったプレーヤーとだけ話した。
「私のチームではない選手について話すことはない。彼は最高の選手だから、フットボールに関わる全員が愛している。しかし、これ以上に言うことは何もない」
また、前節のビジャレアル戦に敗れ、首位バルセロナとの差が19に広がったレアル・マドリー。21日のデポルティボ戦での立て直しが期待されるジダン監督は、この結果次第で自身の去就が決まるとは思わないと語っている。
「ネガティブなことは何も考えていない。君たちはポジティブなことなどほとんどないと思っているようだが、私が考えているのはポジティブなことだけだ。それに、タオルを投げ入れるつもりもない。ここでは何でも起こり得るが、私は今まで通り戦い続ける。クラブとここで働く人のために、諦めるつもりはない」
セルヒオ・ラモス、ヘスス・バジェホが離脱するものの、今冬の移籍市場で補強に動かないと話した同指揮官は、デポルティボ戦に向け「我々はチームで、団結して乗り越えたい。ベルナベウで何チームにポイントを奪われたと言われようと、我々が誰なのかを証明しなければならない。明日はそれを見せつけるチャンスがある」と意気込みを語っている。