UAEで開催されているクラブ・ワールドカップで、13日にレアル・マドリーが登場する。この試合では準々決勝で浦和レッズを破った、開催国王者アルジャジーラと激突することになった。
この一戦を前に、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が開催国チームに警戒心を示した。記者会見の席で次のように述べている。
「相手は開催国のチームだし、簡単な試合にはならないだろう。実際、昨年は開催国のチーム(鹿島アントラーズ)相手に苦労し、多くの問題を乗り越えて勝利したからね」
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昨年のクラブ・ワールドカップでは、決勝で開催国王者の鹿島と戦ったレアル・マドリー。しかし、試合は柴崎岳の2ゴールにより、一時は1点を追う展開に追い込まれた。結果としてレアル・マドリーは4-2で逆転勝利を収めたが、ジダン監督にとっては昨年の鹿島戦は、苦い記憶として印象深いようだ。
ジダンは「日程はやはり厳しいがこれは決まっているものだ。シーズン中に浮き沈みはあるものだし、チームはいたってポジティブな状況にある。クラブW杯が終わっても、リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイで6カ月間戦うことになるからね」と続け、過密日程を強いられている現状を嘆いた。
クラブW杯で連覇を目指すレアル・マドリー。準決勝アルジャジーラ戦は13日、現地時間21時にキックオフとなる。