リヴァプールのレジェンド、スティーヴン・ジェラードが古巣で活躍するMFフィリペ・コウチーニョについて『BTスポーツ』で言及している。
コウチーニョはバルセロナが退団したネイマールの代役として獲得を熱望しており、100億円を超える契約解除金での打診を行っているとされる。また、リヴァプール側はコウチーニョの放出については完全拒否の姿勢を貫いている。
ジェラードは元同僚コウチーニョについて次のように述べている。
「バルセロナからのオファーは実際に問題になっているよ。南米生まれの選手は昔からバルセロナでプレーする夢を持っていることが多い。実際に彼も、今届いているオファーに対して、首を縦に振らなければもうバルセロナに移籍するチャンスはないと思っているだろう」
また、ジェラードは「もちろん、コウチーニョは最初から出ていこうとはしていないはずだ。実際に今年1月にはリヴァプールと新たに5年契約を結んだからね。それに、彼はインテル時代に苦労していて、リヴァプールでやっと自分の場所を見つけたんだ。その時の状況を私は間近に見ているから」と述べている。
続けて「コウチーニョの移籍について私は関与していないし、そこは(ユルゲン)クロップ監督がコントロールしていると思う。ただ、コウチーニョは自分の希望を心の中で押し殺していて、困惑しているんじゃないかな」と発言。
ジェラードはこれまで元同僚のハビエル・マスチェラーノ、ルイス・スアレスら、南米出身の選手がバルセロナに去っていく事例を目の当たりにしてきた。リヴァプールはコウチーニョの放出に拒否の姿勢を示しているが、本人の意向が尊重されているのか、ジェラードは不明瞭な状況だと見ているようだ。
▶プレミアリーグを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。

