2017-10-28-chiba-Larrivey(C) J.LEAGUE PHOTOS

ジェフ千葉FWラリベイから見る日本とJリーグ…足りないと語るのは?

ジェフユナイテッド千葉に所属するFWホアキン・ラリベイが12日、イタリア人ジャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏の公式ウェブサイトにおいてインタビューに応じた。

ラリベイはアルゼンチン出身の33歳。これまでイタリアのカリアリやスペインのセルタなど6カ国のクラブでプレーしてきた。“エル・バティ”は今季から千葉でプレーしているが、Jリーグへの適応について問われると、困難はなく順調に進んだと説明する。

「すごく居心地が良いよ。それに最近、父親になった。日本での経験はあらゆる面で最高になりつつある。東京から大体45分ほどの場所なので、ここ(千葉)でも東京でもやれることはたくさんある。日本の街はどの街も活気にあふれている。サポーターは信じられないほどリスペクトしてくれるし、温かい。理想的だね。アルゼンチンやスペイン、イタリアのようだ。ここでのデビュー戦からサポーターには驚かされた」

■日本の選手に足りないのはマリーシア

日本の選手は走ることばかりでテクニックがないのではないかと問われると、笑顔を浮かべて自身の見解を述べた。

「テクニック、フィジカルともにレベルは高い。ただ一部の選手に少し足りないと思うのは狡猾さ、マリーシアだ。それでも非常に競争力があり、厳しいリーグだと思う」

今シーズン、J2において37試合に出場19ゴールを決めており、ヨーロッパを離れたのが早すぎたのではないかとも言われる。だがラリベイは自身の選択に後悔はないと明かす。

「自分のキャリアの岐路に立っていると感じていた。ヨーロッパからオファーが多く届いたが、妻と一緒に世界中を巡りたいと思ったんだ。サッカーの選択というより、人生の選択だったと思う。メキシコ、UAEでプレーして今は日本にいる。あちこちで良い思い出をつくれた。世界中に友達がいて、ピッチ内外で素晴らしい瞬間を送れた。自分のキャリアに後悔はないよ」

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