マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)へ活躍の場を移したバスティアン・シュバインシュタイガーに対する待遇を後悔しており、移籍前に同選手に謝罪したことを明かしている。
今シーズンよりユナイテッドで指揮を執るモウリーニョ監督の下、シュバインシュタイガーは全公式戦で4試合のみしか出場機会を得られず、今週初めにシカゴ・ファイアーへの移籍が完了していた。しかしポルトガル人指揮官は、現在負傷や出場停止により多くの欠場者を抱えており、シーズン終了まで同選手を起用する考えがあったようだ。さらに、元ドイツ代表MFへの不当な扱いを後悔していると明かした。
「彼はプロフェッショナルで素晴らしい男だが、私が申し訳ないと思う選手の一人だ。彼が去る前に私は『適切なやり方ではなかった』と謝った。彼が移籍の意思を示したとき、彼に対してこれ以上悪いことはできないから彼の意思を尊重せざるを得なかった。序盤に彼に対して行ったことは非常に申し訳なく思う。私は自分の間違いを認め、彼に謝罪できたから、今は晴れやかな気持ちだ」
「彼は素晴らしい人間であり、素晴らしい選手だ。今シーズン終了まで多くの試合が残されており、まだまだ彼が必要な試合はあったはずだ。だが、彼の退団を止めることはできない。彼と彼の妻にはシカゴで幸せな生活を送ってほしい」
●サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。