シュトゥットガルトに所属する日本代表FW浅野拓磨が、5日に行われたブンデスリーガ2部第27節の1860ミュンヘン戦で先発出場した。
第26節を終えた時点で首位のシュトゥットガルトは12位の1860ミュンヘンと対戦し1-1で引き分けた。3試合ぶりに先発出場を果たした浅野は右ウィングとしてプレーしたが、1点ビハインドの61分に交代となった。
浅野にとっての大きな見せ場は10分と60分に訪れた。10分にはMFアント・グルギッチのロングボールからディフェンスラインの裏に抜け出しゴールエリア付近でボールを受けた。ニアに走り込んだFWシモン・テロッデに折り返すと決定的なシーンが生まれる。しかしテロッデのシュートは相手DFに阻まれ得点には至らなかった。60分には左サイドのエミリアーノ・インスアのクロスにファーサイドで飛び込み体には当てた。しかしシュートを打つことはできず目の前のゴールにボールを押し込むことはできなかった。
2つの見せ場を作った浅野だったが、あわや失点のきっかけとなるミスも犯してしまう。18分にサイドライン際において後ろ向きでボールを受けると、プレッシャーをかけられ中央に不用意なバックパスを出す。このボールを相手に拾われカウンターを受けたが、ミドルシュートはGKの正面に飛び、事なきを得た。
シュトゥットガルトはアディショナルタイムに得点を挙げ、どうにか勝ち点1を手にしたが、首位の座をハノーファーに明け渡した。なお、ブンデスリーガ2部は残り7試合を残して1位から4位が勝ち点2差の中にひしめく大混戦となっている。シュトゥットガルトは9日に山田大記が所属する最下位カールスルーエと対戦する。
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