シャビのプレー動画きっかけに…イニエスタ、プジョール、カシージャスらがSNS上で慈善試合OBクラシコ開催に動き出す

スペイン・フットボールの伝説たちが、SNS上で刺激的なやり取りを繰り広げた。

きっかけは、リーガ・エスパニョーラの『ツイッター』公式アカウントが紹介した、現アル・サッド監督シャビ・エルナンデスのバルセロナ時代のプレー動画だった。「シャビのプレーを見るのは甘美なことだ」と記されたこのツイートに対して、まずヴィッセル神戸所属のアンドレス・イニエスタが反応。バルセロナの元チームメートのプレーについて「毎日、5メートルの距離で見るのは、もっと甘美だったよ……」とつぶやいた。

するとバルセロナの名キャプテンであったカルレス・プジョールがイニエスタに対して「数メートル後方からシャビと君を見ていた感覚は、想像できないさ」と記し、その次にはレアル・マドリーの選手として彼らと対戦し、スペイン代表ではともにプレーしたイケル・カシージャスまでもが、このコミュニケーションに参加。スペインサッカー連盟の会長に立候補するカシージャスは、新型コロナウイルスのパンデミックが過ぎ去った後に、慈善試合としてOBクラシコを実現することを提案したのだった。

「いや、本当に素晴らしいんだけど、僕はそんな君たちと何度も対戦することになった。もちろん、（スペイン代表では）味方でもあったけどね！　ありとあらゆる出来事があったし……とんでもなかったよ！！　この悪夢が過ぎ去った後には、過去の伝説たちを集めてビンテージ・クラシコを開催しないと！！　困窮している人たちへの募金活動としてね」

カシージャスのこの提案に対して、イニエスタは「招集リストをつくってよ……。僕のことも入れてね！！」とつぶやき、さらにはセスク・ファブレガスもそのやり取りに加わって「誰が審判かな……？」と語りかけている。果たしてOBクラシコは、本当に実現の運びとなるのだろうか。多くの人々を勇気づける試合になるのは、間違いなさそうだ。

ラ・リーガ