Diego Simeone Atletico MadridGetty Images

シメオネ、中国移籍が噂される2選手について「カラスコは交渉中。トーレスは知らない」

25日のリーガエスパニョーラ第25節、アトレティコ・マドリーは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、セビージャに敗退に追いやられたコパ・デル・レイ準々決勝とは、また異なる一戦になるとの見解を示した。

「もちろん、先の試合とはまた別物だ。コパのセカンドレグでは逆転のためにゴールを奪う必要があったが、今は勝ち点を獲得するためにあそこに赴く」

「セビージャはとても良い仕事を実現している。縦に速く、中盤を支配でき、フランコ・バスケスは中盤のトランジションの起点で、ヘスス・ナバスとエスクデロはサイドを見事に守っている。彼らの良質な仕事ぶりは、その数字が物語っているよ」

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シメオネ監督は一方で、中国の大連一方への移籍が噂されるMFヤニック・カラスコ、FWフェルナンド・トーレスについても言及。セビージャ戦の招集リストに含めなかったカラスコが移籍交渉中であることは認めながら、リストに含めたF・トーレスの移籍の可能性は関知していないようだ。

「あまり意見を言うことはできない。カラスコは交渉中で、フェルナンドについてはクラブから何も報告を受けていない。28日に中国の市場が閉まってから、以降にどういったことが起こり得るのかという見当をつけたい」

中国の移籍市場が2月28日まで開いていることは、快く感じていないようだ。

「中国の市場が28日に閉鎖するというのは、監督にとって良いものではない。移籍は選手本人だけでなく、代理人などその周囲の人々も関与して話し合われることであり、長い時間がかけられる。ほぼ2カ月間、選手の頭の中に移籍の可能性がちらつき続けるんだよ。市場は共通の期間を設ける方が好ましい」

シメオネ監督はまた、アトレティコの選手であっても中国移籍に傾くことについて感想を求められると、こう返した。

「選手個人の問題について首を突っ込む気はない。スポーツ面における成長ならば私は満足だし、金銭面の話ならば、それは個人の選択となる。フットボールにおいて、私が驚きを感じることは存在しない。中国移籍はすでに現実の選択肢なんだよ」

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