4日のリーガエスパニョーラ第27節、2位アトレティコ・マドリーは敵地カンプ・ノウでの首位バルセロナ戦を0-1で落とした。これでバルセロナとの勝ち点差は8に広がったが、ディエゴ・シメオネ監督は試合内容への満足感を強調している。
「数字はそうなっているとしか言えず、普通であればバルセロナが4~5試合を落とすことはないだろう。だが、それがフットボールであり、素晴らしいところなんだよ」
「バルセロナとの試合結果は、いつも僅差だ。私たちと彼らはそこまで遠くない。後半の内容を見ていると、なおさらそう感じることができた。私はその良い感触を持ち帰る」
一方で、FKから決勝点を決めた同胞FWリオネル・メッシについて、次のように述べている。
「もしメッシのバルセロナのユニフォームを脱がせて、アトレティコのユニフォームを着せたら、アトレティコが1−0で勝っていた。草サッカーと同じだよ」
「とても均衡した試合だった。前半についても、チームが闘争心を欠いていたとは思わない。しかし後半には私たち自身と称せる、懸命に働くチームが見られた。ただメッシは一線を画す選手なんだよ。もし彼が私たちのユニフォームを着ていたとしたら、私たちが勝っていた」
エルネスト・バルベルデ監督率いるバルセロナが4−4−2を使用していることについて問われると、こう返した。
「規律が取れ、閉じた守備を見せるバルセロナを見るのは好きだ。彼らは4−3−3ではなく、4−4−2でもプレーできることを示している。バルベルデが実践していることは素晴らしいよ。サッカーにシステムなどない。サッカーは選手たちのものだ」




