アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、アントワーヌ・グリエズマンに適切なオファーが来れば、移籍を認めると明かした。
今夏、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に本腰を入れ、移籍に大きく近づいていたグリエズマンだが、新戦力の登録禁止処分を受けていたアトレティコ・マドリーへの残留を決断していた。しかし、同クラブの移籍禁止処分が1月に解けることを受け、シメオネ監督はフランス代表FWがクラブを離れる可能性があると感じているようだ。
シメオネ監督はフランス紙『レキップ』で「(ジエゴ)コスタやアルダ・トゥランが移籍を許されたのと同様に、どこかのタイミングでグリエズマンもここから離れることになるだろう」と26歳のフランス代表FWが将来的に移籍する可能性をほのめかした。
続けて「私は選手たちをとても愛している。それに彼らの成長を見ていたい。しかし、グリエズマンのように私に全てを捧げてきた選手が“コーチ、あのチームでプレーできる一生に一度のチャンスを掴んだからここから離れたい”と言えば、私は“問題ない”と言うだろう」と適切なタイミングで移籍を認めると話している。
アトレティコ・マドリーやフランス代表として得点を量産するグリエズマンにはリーガのライバルであるバルセロナも獲得に興味を見せている。アトレティコ・マドリーの移籍禁止処分が解ける今冬の移籍市場でビッグディールが成立するかもしれない。


