パリ・サンジェルマンに所属するハテム・ベン・アルファは、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督とジョゼ・モウリーニョ監督のスタイルは「フットボールを殺している」と『フランス・フットボール』で痛烈に批判している。
シメオネ監督とモウリーニョ監督は、ディフェンスを組織し、カウンターに重点を置いた戦術で国内リーグを席巻し、ヨーロッパの舞台で多くの成功を収めている。しかしベン・アルファは、両指揮官のスタイルは「フットボールの本質」とは大きく異なっていると感じているようだ。
「多くの監督はいかに相手の攻撃を食い止めるかを重要視している。でもモウリーニョやシメオネのやり方はフットボールの本質とは大きくかけ離れている。(元アヤックスとバルセロナ監督の)ヨハン・クライフが築き上げたフットボールとは対照的で、彼のチームは無理にプレッシャーを掛け続けたりしない。だから今のフットボールはスペクタクルなショーではない。フットボールを見ていてもワクワクするようなことはなくなってしまった」
さらに、ベン・アルファはバロンドールを4度受賞しているレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドに対しても「彼のプレーは簡単に予測でき、見ていても何も感じない」と批判している。
●サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。