エヴァートンは新指揮官候補を数名に絞り、その中にアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督の名前も含まれていることが分かった。『スカイスポーツ』が報じている。
10月に成績不振を理由にロナルド・クーマン監督を解任したエヴァートンだが、いまだに後任は決まっていない。さまざまな指揮官が後任として報じられているが、候補は4人に絞られたようだ。
クラブオーナーのファルハド・モシリ氏が最有力候補として挙げているのは、アトレティコ・マドリーのシメオネ監督。しかし、2011年からスペインのクラブを率いるアルゼンチン人指揮官は、同クラブと2020年までの契約を結んでおり、シーズン途中での就任は現実的ではないとされている。
元イングランド代表指揮官で、昨シーズンいっぱいで監督業からの引退を表明したサム・アラダイス氏も候補と考えられており、すでにクラブと会談の場を持ったという。しかし、アラダイス氏が長期契約を望んでいるものの、エヴァートン側は今シーズン終了までの契約を提案しており、両者の考えにはまだまだ溝があると報じられている。
その他、現在暫定指揮官を務めるデイビッド・アンズワース氏を留任する案も浮上。しかし、会長のビル・ケンライト氏は同指揮官に長期政権を託す考えはないようだ。ワトフォードのマルコ・シウヴァ監督も候補の1人のようだが、ワトフォードが徹底抗戦の構えを見せている。
混迷を極めるエヴァートンの新指揮官選びだが、誰が新たにチームを指揮することになるのだろうか。


