2019-12-05 Simeone ArsenalGetty Images

シメオネ、かつてない危機も揺るがぬ確信「私はアトレティコに命を捧げる。今はもっと連係するスタイルへの移行期」

26日のリーガ・エスパニョーラ第21節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノにレガネスを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、アトレティコ指揮官として最も辛い日々を送りながらも、自身の標語「パルティード・ア・パルティード(試合から試合へ、1試合ずつ)」が一切揺らいでいないことを強調した。

リーガ前節でエイバルに敗れただけでなく、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイのベスト32で、リーガ2部B所属のクルトゥラル・レオネサに敗退に追いやられたアトレティコ。この連敗によってシメオネ監督がチームを率い続けることを疑問視する声も挙がっているが、同指揮官はハビエル・アギーレ監督率いるレガネスとの一戦だけを見据えている。

「もちろん、厳しい2敗を喫したのだし、批判が生じるのは当然と言える。だが私には確信があるし、自分の選手たちを信じている。私は描いた目標のために働ける素晴らしい選手たちを擁しており、パルティード・ア・パルティードがぶれることはない。自分たちが欲するものは自覚しているし、その点で変化は必要ないんだ。批判は正当なものだし、それを受け入れて、明日の試合を良いものとするために働きたい。明日は新監督(アギーレ監督)の到着から素晴らしいことを成し遂げているライバルとの試合であり、厳しい戦いとなる」

以下に続く

「私個人の精神状態? 私はいつだって、このチームのことに従事してきた。負けたとき、勝ったときにかかわらず、いつだってこのチームに身を捧げてきたんだ。決勝の前日は誰を起用すべきか分からなくなるために、いつも眠ることが難しい。私はこの命をアトレティコに捧げている。私たちは同じ道を歩み続ける。夢中になって、日々、生きていることを自覚して、ね。パルティード・ア・パルティードという考えがあれば、私の過ごす日々は決して変わらない」

もちろんアトレティコサポーターにとって、シメオネ監督は簡単に見限ることのできない存在だ。SNSでは「#TequeremosCholo(私たちはあなたを愛しています、チョロ)」とのハッシュタグが流行している。

「この目で見てはいないが、そうしたものがあるとメディアの人々から聞いたよ。自然にそんなことが起こるなんて、感謝をしなくてはならない。このクラブで過ごす日々において、私が持ち続けている確信、期待をさらに強固なものにしてくれる」

シメオネ監督はまた、現在のアトレティコがこれまでアイデンティティーとしてきた堅守速攻だけでなく、ポゼッションフットボールも実践する必要があることを説いている。

「以前は今ほどゴールを決める状況をつくり出していなかったし、連係を取るフットボールも見せていなかった。確かに、以前の私たちの方がガツンとしていたのだろう。が、現チームは違う形のプレーを必要としており、今はその道を歩んでいる。移行期間にあるんだよ」

「私が専念しているのは、チャンスの明確性だ。もし各試合でチャンスをゴールに変えられていたならば、状況はもっと簡単だったろう。それと守備で確実性を持ち得ていないことが、敗戦につながってしまっている。エイバル戦でもクルトゥラル戦でも、私たちは10~11回のチャンスを手にしていた。ゴールは、もうすぐ届くはずだ。今いる道こそが進むべき道であり、チャンスを生み出す以外の道など私には理解できない。もちろん、守備面の強化だって必要だがね」

▶ラ・リーガ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ  ┃ 料金体系→こちらへ  ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説  ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

広告