NECのディック・シュロイダー監督がFW塩貝健人の活躍を喜んだ。『ESPN』が伝えた。
NECは7日、エールディビジ第15節でフォレンダムと対戦。小川航基と佐野航大が揃って先発した一方で、塩貝はベンチスタートとなった。試合は2-2で迎えた終盤、途中出場の塩貝が決勝点を挙げ、3-2の勝利へ導いている。
塩貝はリーグ戦10試合で6点目。シュロイダー監督は「試合中、彼は僕に『ティ・アモ』と言ってくれた。スペイン語で話しかけてくるほどだ」と関係性の良さを明かしつつ、こう評価した。
「彼は本当に良い選手だし、出場したい気持ちも分かる。でも12月は難しい時期だからね。控え選手も含めて、チーム全員の力が必要なんだ。彼らはいつも喜んでいるわけではないけど、最終的にはチームのことを喜んでくれているんだ」
塩貝は交代出場でもその価値を証明している。2025年にはエールディビジで交代出場ながら10ゴールを記録し、クラース=ヤン・フンテラールの記録に並んだ。シュロイダー監督はこれを贅沢な問題だと捉えているという。
「難しい問題だ。我々には小川航基がいるが、健人は試合を重ねるごとに成長し、他の選手を苦しめる素晴らしい才能を持っている。両ストライカーは互いに緊張感を保ち合っている」




