ronaldo zidaneGetty Images

ジダンが心に残す選手は…「C・ロナウドのプレーに議論の余地はない。しかし、あの“怪物”は信じられないことをやってのけた」

フランス人指揮官ジネディーヌ・ジダン氏が、自身がこれまで見てきた中で印象的だった選手たちを挙げている。

1990〜2000年代にそのエレガントなプレーで見る人々を魅了し、史上最高の選手の一人に数えられるジダン氏。レアル・マドリーをCL3連覇に導くなど、指導者としても大きな成功をつかんだ同氏は、これまでどのような選手たちに惹かれてきたのだろうか。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のトークショーに参加したジダン氏はまず、レアル・マドリー監督時代を回顧。自身の率いたチームには、ボールを決して失わない選手たちが存在したと振り返った。

「私は最高の選手たちに恵まれた。試合はもちろんのこと、練習で彼らを5メートルの距離から見られるのは壮観だったよ。例えば、ベンゼマ、クロース、イスコは絶対にボールを失わなかった……一度もね! 1時間半の練習を通して絶対にボールを取られないというのは、感動的ですらあった。モドリッチ、クロース、ベンゼマ、イスコ、ロドリゴ……、クリスティアーノ(・ロナウド)は少しボールを取られていたかな(笑)。しかし、彼はとんでもないゴールを決めてくれるからね」

ジダン氏はその一方で、レアル・マドリーの宿敵バルセロナで好きだった選手を問われると、「例えばイニエスタだ。ブスケツもだね」と返答。加えて、好きだったチームについての問いには、1980年代のミランを挙げている。

「私の記憶に刻まれているのはファン・バステン、ライカールト、グーリットのミランだ。バレージ、マルディーニ、それとカルロ・アンチェロッティも中盤にいたね。あのチームは多くのタイトルを勝ち取ったし、非常に印象的だった」

また現役時代に心を奪われた選手としては、レアル・マドリーで一緒にプレーした元ブラジル代表FWロナウド氏を挙げた。

「私はいつも同じことを言ってきた。やっぱり、ロナウドなんだよ。彼が練習で見せるプレーはあり得なかった。あれこそが本物のフットボール、本物のプレーだった。ロナウドは信じられないことをやってのけていた」

「若い人たちのために言うが、私が話しているのは“フェノメノ(ロナウド氏の愛称で、怪物や現象の意)”のことだ。もちろん、クリスティアーノ・ロナウドのプレーも議論の余地がない。だが“フェノメノ”が芝生の上で実現することには目を疑ったよ」

「彼は『今から2回股抜きをする』と言い、実際にやってのけた。そんなことはあり得ないんだ。『俺を怒らせたいのか? だったら2回トンネルをしてやる』と言って、本当にやってしまうのがロナウドという選手だったんだよ」

なおロナウド氏も、自身が見てきた中でナンバー・ワンの選手にジダン氏を挙げており、「彼はほかとはまったく異なっていた。凄まじいクラスの選手で、とても技術が高く、簡単にプレーしていた。ジダンは“飛びきり”だったよ」と語っていた。

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