元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が10日、イタリアのラジオ局『TMW Radio』のインタビューに応じ、自身が考える「過小評価されている監督」を明かした。
日本代表を2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)へ導いたのち、北京国安やアラブ首長国連邦(UAE)代表の指揮を執るなど、近年はアジアを舞台に活躍してきたザッケローニ氏。過去にはユヴェントスやインテル、ラツィオなどビッグクラブの指揮官を歴任し、特にミランでは就任1年目でスクデットをもたらした手腕を持つ指揮官が、過小評価されていると考える監督の名前を明かした。
「私は(ジャン・ピエロ)ガスペリーニを非常に高く評価しているんだ」と語り、昨シーズンにアタランタ史上初となるセリエA3位の好成績を収め、チャンピオンズリーグへとチームを導いた指揮官を挙げた。今シーズンもここまでリーグ戦5勝1敗1分で3位につけるアタランタ。ザック氏は、ガスペリーニをウディネーゼ時代(1995年~1998年)の自身に重ね合わせた。「彼は常に過小評価されてきたが、常に他の指揮官よりも多くのアイディアを提案してきたと考える。私がかつて、ウディネで作り上げた“若手中心のチーム”を継承して進めており、ピッチで熱意と勇気を見せてくれている」と称えた。
続いて元日本代表指揮官は、シモーネ・インザーギ率いるラツィオにも言及。「ラツィオは継続性を示すことができないようだが、インザーギはよくやっている。さらなる進化ができないのは、選手のレベルが変わらないからだろう」と見解を示した。さらにパウロ・フォンセカのローマについては、「工事中」とコメント。「(フランチェスコ)トッティと(ダニエレ)デ・ロッシの時代から脱却し、再建していく必要がある。多くを求められているクラブだが、簡単にはいかないだろう」と分析した。
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