サンプドリアがインテルに所属する日本代表のDF長友佑都の獲得に興味を示していると、ジェノヴァ地元紙『イル・セーコロ・XIX』が9日、伝えている。
サンプドリアは今夏の移籍市場において、サイドバックのDFバルトシュ・ベレシンスキもしくはMFヤコポ・サーラを放出した場合、ルチアーノ・スパレッティ指揮下のインテルで構想外となっている長友、またはDFダヴィデ・サントンの獲得へ動く見込みだ。
7日、スロバキア代表の22歳DFミラン・シュクリニアルがサンプドリアからインテルへ加入した。当初は2800万ユーロ相当と高額なシュクリニアルの移籍金の一部として、長友もトレード要員としてこの取引に含められる可能性があった。だが最終的に1500万ユーロとFWジャンルカ・カプラーリのトレードで話がまとまっている。
しかしサンプドリアではベレシンスキ、サーラのみならず、DFドドーも移籍先を探しており、サイドバックが手薄となる可能性がある。このためサンプドリアは引き続き、長友の動向を注視しているようだ。なお長友にはサンプドリアのほか、ブンデスリーガのレヴァークーゼンやプレミアリーグのエヴァートンなどが獲得に興味を示しているとうわされる。今後の動向は注目されるところだ。
