サンフレッチェ広島MF清水航平「自分自身の成長のために」…清水へ期限付き移籍

サンフレッチェ広島は14日、MF清水航平が清水エスパルスへ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2018年1月31日までで、広島と対戦する全ての公式戦に出場できない。

清水は福岡県出身の28歳。今季はリーグ戦12試合に出場しているが、ヤン・ヨンソン監督就任後は出場機会を得ていなかった。清水は、広島の公式サイトを通じ、「僕は約10年間広島で育ち、3度のJ1優勝など貴重な経験をさせてくれた愛着のあるクラブを離れることにかなり悩みましたが、自分自身の成長のために移籍することを決めました」と、移籍の理由を説明。

さらに、「今のこの苦しい時期に移籍を許してくれたチームには感謝していますし、スタッフや選手、いつも応援してくれている家族にも感謝しています。また、10年間応援していただいたファン・サポーターの皆さんには挨拶もせずに移籍してしまうことになり、申し訳なく思っています」と、複雑な心境を吐露した。

移籍先の清水の公式サイトには「一日でも早くチームの力になり、勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメント。背番号は2になることも発表された。