サンフレッチェ広島は7日、2018シーズンの新監督に城福浩氏が就任すると発表した。
現在56歳の城福新監督は徳島県出身で、現役時代は川崎フロンターレの前進である富士通サッカー部などでプレー。1993年に現役を引退すると、その後は同サッカー部監督や世代別日本代表の監督を務めた。2008年にFC東京の監督に就任すると、2009年にはヤマザキナビスコカップ(現JリーグYBCルヴァンカップ)を制し、初タイトルを獲得した。また、2012年から率いたヴァンフォーレ甲府ではJ2からJ1への昇格を果たし、2014年まで同クラブを指揮した。2016年からは再びFC東京を率いたが、成績不振により同年7月末で解任されていた。広島は今季のJ1リーグ戦を15位で終えて残留を果たしたものの、ヤン・ヨンソン監督が退任。上位進出を目指す新シーズンでは、城福新監督の手腕が期待される。
監督就任に際し、城福氏はクラブを通じて以下のようにコメントした。
「サンフレッチェ広島の監督を務めさせていただくことになった城福浩です。伝統と実績のあるこのクラブの一員になれたことを嬉しく思います。目の前の結果に徹底的にこだわること、サッカーを楽しむこと。この二つを選手たちと追い求める日々が今から楽しみです。ファン、サポーター、クラブに関わる全てのみなさん、よろしくお願いします」
