サンフレッチェ広島は10日、スウェーデン出身のヤン・ヨンソン氏が監督に就任すると発表した。前監督の森保一氏は3日に退任。8日に行われた明治安田生命J1リーグ第18節の横浜F・マリノス戦では、ヘッドコーチの横内昭展氏が暫定監督として指揮を執っていた。
ヨンソン氏はハルムスタッズBK(スウェーデン)で現役引退後、広島にコーチとして招聘されるが、シーズン途中に現役復帰し、6試合に出場して1得点を記録。その後、ヴィッセル神戸のコーチを務め、スウェーデン、ノルウェーのクラブでは監督を歴任していた。
ヨンソン氏は広島の公式サイトを通じ、「自分を育ててくれたサンフレッチェ広島、そしてJリーグへの復帰は、大変名誉なことであり、光栄に思っております。現在、リーグ戦においてサンフレッチェ広島の置かれている状況が非常に厳しいことは理解していますが、コーチングスタッフや選手達とともに、本来あるべき方向へと向かうため、より深く掘り下げて準備をしていきたいと思っています。皆さんとピッチでお会いできる日を楽しみにしています。Isshoni Ganbarimasyou!(一緒に頑張りましょう!)」とコメントしている。
なお、ヨンソン氏は18日からチーム練習に合流。26日に行われるJリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフ第2戦・FC東京戦から指揮を執る予定だ。
