インテルに所属する日本代表のDF長友佑都について、イタリア複数メディアが次戦の先発を予想している。
インテルは23日、セリエA第18節で15位サッスオーロとの対戦に挑む。前節のウディネーゼ戦(1-3)では開幕以降、初めてとなる黒星を喫し、3位に転落した。首位奪還を狙うルチアーノ・スパレッティ率いるインテルでは、長友の先発復帰の可能性が予想されている。
セリエAでは長友のライバルであるDFダヴィデ・サントンが5試合連続で出場していたが、ウディネーゼ戦でPKを献上するなど2失点に絡み、イタリア主要紙から低評価を受けた。一方、長友は12日のコッパ・イタリア5回戦ポルデノーネ戦において、チームを勝利へ導くPKを決めており良いイメージを残している。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「サントンはウディネーゼ戦で苦しみノックアウトされており、ベンチへ戻るだろう。左サイドはナガトモがダウベルト(エンリケ)をリードしている」と綴り、長友が6試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねることを予想した。
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『Goal』の現地編集部も、「サントンは前節のウディネーゼ戦で苦境に陥っており、ナガトモがポジションを奪う可能性がある」と述べ、長友の先発が有力であることを伝えている。また『スカイスポーツ』も同様に長友に軍配を上げている。
だが『メディアセット』はこれまで通りサントンの先発を予想。『コリエレ・デロ・スポルト』と『トゥット・スポルト』はブラジル人ダウベルトが有力であるとして意見が分かれた。