2017-04-22-tosu-cho©Getty Images for DAZN

サガン鳥栖、趙東建の決勝弾で完封勝利…神戸は猛攻実らず2連敗/J1リーグ第8節

■J1第8節 鳥栖 1-0 神戸

鳥栖:趙東建(9分)
神戸:なし

明治安田生命J1リーグ第8節が22日に行われ、ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖とヴィッセル神戸が対戦した。試合は鳥栖が1-0で神戸を下し、2試合ぶりの今季3勝目を収めた。一方、神戸は連敗を喫した。

前節、神戸は柏レイソルに競り負け、首位から3位に後退した。この日は首位の浦和レッズが勝ったものの、前節2位の鹿島アントラーズが敗れたため、勝ち点3を積み上げれば単独2位。上位争いに踏みとどまるためにも、連敗だけは避けたいところだ。一方、鳥栖は前節のジュビロ磐田戦でショッキングな逆転負けを喫した。ホームで白星を掴み、流れを払拭したい。鳥栖はFWビクトル・イバルボがメンバー外で、FW趙東建が初先発した。また、神戸は出場停止のDF岩波拓也に代わってDF北本久仁衛がスタメン入り。また元鳥栖のMF藤田直之はこの試合を欠場した。

試合は開始早々に動く。9分、鳥栖は最終ラインからロングボールを前線に蹴り込むと、趙東建が頭で豊田陽平へわたす。豊田がスルーパスを送ると、追いついた趙東建がGKキム・スンギュと一対一となる。シュートは一度防がれたが、こぼれ球を押し込んで先制点を奪った。

その後は神戸のペースが続く。19分には左サイドの橋本和が縦パスを入れると、ペナルティエリア左の小林成豪が切り返しから右足シュート。ボールは枠を捉えたが、GK権田修一が右足で跳ね返した。30分にも小林が橋本からパスを受けてチャンスを迎えたが、シュートは枠の右に外れた。このまま1-0でハーフタイムを迎えた。

後半の立ち上がりにチャンスを作ったのは鳥栖。61分、福田晃斗が左サイドからクロスを入れると、豊田がヘディングで合わせたが、ここもGKキム・スンギュがセーブ。追加点のチャンスを生かすことができない。

神戸は63分に決定機を迎える。右CKのこぼれ球を渡邉千真が拾うと、ペナルティエリア内左から右足シュートを狙ったが、ここは惜しくも右ポストを直撃。追いつくことができない。

その後も神戸が攻め込む中、鳥栖は再び突き放す機会を得る。90分、カウンターから鎌田大地が抜け出し、フリーでGKと一対一となる。しかし、GKキム・スンギュが必死にコースを消したこともあり、シュートは惜しくも枠の右に外れた。鳥栖は最後まで追加点を奪えなかったが、神戸の攻撃を凌ぎきって1-0の勝利を収めた。

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