サウジアラビア・スポーツ庁のトゥルキ・アル・シェイク氏は、女性のスタジアム入場を許可する準備を進めていることを発表した。
現在、サウジアラビアで女性がスタジアムに入場することを禁じられているが、2018年1月から家族と一緒の場合に許可されるようだ。リヤドの「キング・ファハド国際スタジアム」、ジッダにある「キング・アブドゥラー・スタジアム」、ダンマートの「プリンス・モハメド・ビン・ファハド・スタジアム」での観戦が可能になる。
さらにアル・シェイク氏は、この3スタジアムにレストランや大型ディスプレイを導入し、複合商業施設として展開する意向を明らかにした。また、5カ月後の電子チケットの導入やスタジアム入場価格の見直しにも取り掛かることを発表。これに先駆け、スポーツ庁は運営評議会の設立を決めている。
サウジアラビアでは、今年9月に行われたナショナル・デーを記念する式典でも女性の参加が認められるなど、女性の社会進出に寛容な姿勢を見せており、サッカー界もこの影響を受け始めているようだ。
