日本時間6日にFIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選の最終戦、日本代表とサウジアラビア代表との一戦が行われる。サウジ代表のベルト・ファン・マルヴァイク監督とDFオサマ・ハウサウィが前日会見に臨んだ。
「まずはサウジと日本の新聞記者にようこそ。サウジの監督とキャプテンはみなさんに会えてうれしいです」とハウサウィが挨拶。ファン・マルヴァイク監督は「明日、アジアの中で一番のチームとの試合があります。日本はもう予選突破(を決めている)」と日本への賛辞を述べる。
ファン・マルヴァイク監督は「少し奇妙なのは、日本との試合(日本時間6日2時30分)の7時間前にオーストラリアとタイの試合(日本時間5日19時)があること」と、スケジュールに対する疑問を口にする。しかし、「アラブ首長国連邦(UAE)戦で負けたが、このチャンスをしっかりと生かしたい」と、日本代表との一戦に集中することを伝えた。
その後、アザーン(イスラム教における礼拝の時刻を告げる呼びかけ)により、会見は一時中断。
再開後、サポーターへのメッセージを聞かれると「(日本代表との試合には)6万5000~6000人のサポーターが入ると思いますが、メッセージは特に必要ない。一番大切なのは試合に勝つことです」と、豪州の試合結果に関係なく、W杯への切符を勝ち取ることを強調した。
UAE戦での敗戦を受けてチームに何か変化を求めるか。その問いにファン・マルヴァイク監督は「UAEとの試合は結果が全然良くなかった。フィジカル、メンタルなど、何かが足りなかった。しかし、私はここに来て(アジア最終予選)突破の自信を持っている。チームにも自信がある。明日は絶対に頑張らなければいけない。明日は1、2人変えて戦うつもりだ」とだけ答えた。


