今冬の移籍市場で、サウサンプトンはDFビルヒル・ファン・ダイクをリヴァプールに放出した。発生した移籍金は7500万ポンド(約114億円)と報じられており、これはDFとして過去最高額のビッグディールとなった。
この動きを受け、イギリス『ミラー』は「サウサンプトンはファン・ダイクの売却資金で攻撃陣のテコ入れを行うだろう」と報じている。
サウサンプトンが関心を示しているのは、リヴァプールのFWダニエル・スターリッジ、アーセナルのFWテオ・ウォルコットの模様。そのほか、セルティックのFWムサ・デンベレも獲得候補として浮上しているという。
第20節終了時点で勝ち点18の14位に低迷しているサウサンプトン。ここまで得点数20と、攻撃陣が低迷している同クラブは今冬の移籍市場で新たな得点源を獲得する意向のようだ。また、ファン・ダイクをのがした形となったマンチェスター・Cは、今冬の移籍市場で代案となるDF獲得に動くという。
ファン・ダイクの売却資金が高額だったこともあり、サウサンプトンは今冬の移籍市場で大物獲得が可能な状況となっている。リーグ後半戦での巻き返しを狙うサウサンプトンは果たしてどんな即戦力を手中にするのか。新戦力の獲得でチームの得点力が大幅アップとなれば、セインツの日本代表DF吉田麻也にとっても大きなプラスとなりそうだ。


