19日に行われたブンデスリーガ第1節ハンブルガーSVvsアウグスブルクは、ハンブルガーSVが1-0で勝利を収めた。
しかし、この試合で大きくフォーカスされたのは、ハンブルガーSVの勝利よりも、8分にゴールを決めたニコライ・ミュラーのゴールパフォーマンスだったのかもしれない。
ミュラーは右サイドから放り込まれたクロスに対し、右足ダイレクトで合わせてネットを揺らした。ゴールを決めた後、ミュラーは喜びのあまりラインの後ろを走りながら、フィギュアスケートばりの回転ジャンプを披露。着地でスパイクが芝生に引っかかり、ひざをひねってそのまま倒れ込んだ。
翌日、医師の診察を受けた結果、ミュラーは右足のじん帯断裂で全治7カ月と診断されていた。
現地時間23日、ハンブルガーSVは公式メディアを通して、ミュラーの手術が成功したことを発表している。
また、ミュラー本人も自身の『インスタグラム』で、ギプスを装着したベッドでの画像をアップし、「やあ、みんな。ここ数日間、僕に対しての励ましの言葉をたくさんくれてありがとう。なんとかこれから良くなるように頑張るよ」との言葉を発している。
1987年生まれ、現在29歳のミュラーは2014年からハンブルガーSVでプレーしており、昨シーズンはリーグ戦25試合5ゴール6アシストを記録。ゴールとアシストはいずれもチーム最多タイで、ハンブルガーSVにとって文字通り“攻撃の要”と言える選手だった。
今回のケガで復帰は早くても2018年3月の見通しとなっており、ハンブルガーSVにとっては得点力低下を懸念する声が絶えない。果たして同チームは2年連続で残留争いに巻き込まれることになるのか、同僚の奮起が期待されるところだ。
▶ブンデスリーガのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう




