マンチェスター・シティがサウサンプトンのDFビルヒル・ファン・ダイク獲得への興味を強めていることが分かった。
プレミアリーグの首位を独走するマンチェスター・シティが今冬の移籍市場でセンターバックの獲得に本腰を入れていると報じられた。夏もファン・ダイクの獲得に動いていた同クラブだが、選手自身はリヴァプールへの移籍を望んだため、破談に。しかし、オランダ代表DFとリヴァプール間でも交渉がまとまらず、同選手はサウサンプトンでプレーを続けている。
ファン・ダイクの獲得に失敗後も、マンチェスター・シティはレオナルド・ボヌッチ、ジョニー・エヴァンス、イニゴ・マルティネスなどのセンターバックの獲得を試みたものの、新戦力を獲得できず開幕を迎えた。
センターバックの補強に失敗するも、好調を続けるマンチェスター・シティだが、ここに来てキャプテンのヴァンサン・コンパニとジョン・ストーンズが負傷で離脱。それを受け、センターバックの起用に頭を悩ませるジョゼップ・グアルディオラ監督はクラブに守備陣の補強を要求したとされている。
そして、冬のターゲットはファン・ダイクとマルティネスの2人に絞られたようだ。夏に続きファン・ダイクの獲得を優先的に考えているマンチェスター・シティだが、コンパニやストーンズが復帰すればオランダ代表DFの出場機会は減少する可能性もあり、それを同選手が受け入れられるかが焦点になる。
一方、3200万ユーロ(約42億円)程度で獲得できるとされているマルティネスはファン・ダイクよりもリーズナブルだが、新しい環境やシステムへの適応などに時間がかかるのではないかとの理由で獲得に踏み切れないでいるようだ。
現在、センターバックに不安を抱えるマンチェスター・シティだが、今冬にどちらかの選手を獲得できるのだろうか。


