プレミアリーグ第22節消化時点で、チェルシーは14勝4分け4敗の3位に付けている。マンチェスター・シティが無敗で首位を独走しているため、チェルシーは優勝争いから勝ち点差で16引き離されており、アントニオ・コンテ監督が更迭されるのではないかとのうわさも浮上していた。だが、コンテ本人は記者の前で次のように述べている。
「私はチェルシーですべきことを全力で取り組んでいる」
「全力を尽くしているし、これまでやってきた功績も十分なものだと思っている。何より、今ここで指揮していることが幸せだと認識しているよ」
途中解任のうわさも浮上し、後任候補にはマッシミリアーノ・アッレグリ、ルイス・エンリケが浮上していることを記者に問われると、「この世界は、常に何が起こっても不思議ではない」と発言。チェルシー幹部の判断に委ねる意向であることを明かした。
チェルシーは13日、第23節でレスターとのホーム戦を迎える。優勝争いに踏みとどまるためにはホームでの勝ち点取りこぼしは許されない状況だ。背水の陣となっているチェルシーとコンテはいかなる内容で勝利を目指すのか、注目されるところだ。


