Antonio Conte Chelsea

コンテ「戦術が敗因ではない」枠内シュート0本もストライカー不在の影響を否定

チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、敗れたマンチェスター・シティ戦での戦い方に問題はないと考えているようだ。

4日に行われたプレミアリーグ第29節でチェルシーは敵地でマンチェスター・シティと対戦。後半開始早々にベルナルド・シウバにゴールを許したチェルシーはそのまま0-1で試合を落とし、4位トッテナムの勝ち点差は「5」に広がっている。

コンテ監督はこの試合、アルバロ・モラタとオリヴィエ・ジルーをベンチに置き、前線にエデン・アザール、ウィリアン、ペドロとセンターフォワードを欠いたフォーメーションで挑む。しかし、前半はチャンスらしいチャンスも作れず、シュートは0本。90分を通しても枠内にシュートを打つことができなかったが、コンテ監督はこの戦術が敗因ではないと『スカイスポーツ』で語っている。

「私の作戦はマンチェスター・シティにスペースを与えないためのものだった。彼らにスペースを与えてしまえば、0-1では済まなかった。素晴らしいメンタリティを持った彼らは、ボールがない状態でも献身的に走り、プレスをかけてくる。彼らは精神面でもプレー面でも非常に強靭なチームだ」

「もちろん枠内にシュートを打てなかったことは問題だが、これは戦術が原因ではないと思う。試合では時々このようなことが起きるし、我々はベストを尽くした。マンチェスター・シティを相手に戦うことは単純ではなく、常に激しくプレーしなくてはならない。後半が始まってたった30秒で失点したことで、試合はさらに難しくなった」

また、体調不良で欠場したヌゴロ・カンテについて問われた同指揮官は「ヌゴロ・カンテはバランスを保つために重要な選手だ。彼がいなかったことを忘れてはいけない」とキープレーヤーの不在が試合結果に影響したと話した。

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