ペスカーラに所属する元イタリア代表のMFシモーネ・ペペが12日、チェルシーの指揮官アントニオ・コンテから嫌われている理由を明かした。イタリア紙『イル・チェントロ』が報じている。
今シーズンからペスカーラでプレーしているペペだが、ユヴェントス在籍時代に2011年から3シーズンにわたり、コンテの指導を受けた。ペペはこの間、コンテから疎まれていたと打ち明けた。ペペはチームメートらから「エル・キャッケラ(おしゃべり男)」と呼ばれるほどの話好きで、「1秒足りとも黙っていられない」性格だ。コンテはペペの止まらないおしゃべりを容認できなかったようだ。
「ユヴェントスのロッカールームでは1番のお調子者だった。コンテはそれが我慢できなかったようで、”ピッチの外では好きなことをしゃべっていいけど、練習中は静かにしているように”と言われていた。だけどストレッチの時だろうが構わず、おしゃべりして皆を笑わせていたよ」
恩師の忠告をなおざりにしていたペペだが、その手腕を高く評価し、尊敬している。
「彼がやって来て(ユヴェントスの)1つの時代が始まった。僕が指導を受けた中でも最強の監督の1人だ。選手への接し方をよく理解しているし、どうすれば最大限の力を引き出せるのかも分かっている。戦術においても細部に至るまですべて説明する。彼は監督であり、トレーナーでもあり、メンターでもある」
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