チェルシーの指揮官アントニオ・コンテが、ドッキリ企画の“被害”にあったようだ。
15日に、FAカップのハル・シティ戦前日記者会見に出席したコンテ監督。すると、会見場にイタリアメディア『メディアセット』のテレビ番組『レ・イェーネ』のリポーターが突撃。先月、放送されたドッキリ企画の続編が行われた。
■伊のドッキリ第2弾が会見中のコンテ直撃
同番組は、数週間にわたり、互いを罵り合う舌戦を繰り広げたコンテとモウリーニョに着目。先月、まずはモウリーニョを取材し、背中に「アントニオ・コンテ」とプリントされたユニフォームにサインを求めることに成功した。ドッキリを明かされたマンチェスター・ユナイテッドの指揮官は、爆笑して余裕の対応を見せていた。
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続いて、リポーターは会見中のコンテを直撃。ライバル指揮官のドッキリ映像を見せられたイタリア人監督は、「何も言うことはない」と苦笑いで答えた。
さらにリポーターは、モウリーニョがサインしたユニフォームの現物を取り出し、「あなたにプレゼントです。ジョゼ・モウリーニョからです。“私の友人、アントニオへ”と書いてあります。友情、万歳!」と説明。するとコンテは、テーブルの上のユニフォームに目を落とすと、顔を曇らせ沈黙した。
最後に、リポーターから「受け取られますか?」と問われると、「いや、持って帰ってくれ。畳んでから、後で持ってきてくれ」と応じ、笑みを浮かべた。果たして、ドッキリによる名将2人の和解は成立したのだろうか。両者は25日に「オールド・トラフォード」で対戦することになるが、今後の動向は注目されるところだ。