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コスタクルタが80歳ミラン会長退任を要望「ベルルスコーニは高齢すぎて視野が狭い」

ミランの黄金期を支えたレジェンド、アレッサンドロ・コスタクルタ氏はシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長がクラブの経営に関わることに反対であると、イギリスメディア『BBC』のインタビューで自身の考えを明らかにした。

ベルルスコーニ会長は1986年にミランの会長に就任して以来、今年で31周年を迎えた。ベルルスコーニ体制の下、ミランはイタリア国内、ヨーロッパ、世界のタイトルを合わせて29個獲得してきた。またアッリゴ・サッキ氏やファビオ・カペッロ氏を監督に迎えることで、現代サッカーの発展に寄与してきた人物だ。

ミランでは、新オーナーとされていた中国資本のシノ・ヨーロッパ・スポーツ(SES)への譲渡手続きが行われていたが、SESの支払いが遅れ手続きが頓挫した。万が一譲渡が実現しなかった場合について、アドリアーノ・ガリアーニCEOがベルルスコーニ体制続行の可能性を示唆していた。

しかしコスタクルタはベルルスコーニに幕引きの時期が訪れたと強調し、新オーナーを歓迎した。

「クラブの経営者として、ベルルスコーニは高齢すぎる。クラブのためや政治活動のために高額な資金を投資してきたが今、変革の時が訪れたと思う」

「ベルルスコーニは将来へ向けた視野が狭い。ミランは新たな投資家を必要としている。ミランには改革が必要だ」

長きにわたったベルルスコーニの貢献は認めるものの、80歳となり高齢なため、将来へ視野が狭くなっていることを指摘した。

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