今シーズン、ポルトガル代表DFファビオ・コエントランはレアル・マドリーから、母国ポルトガルのスポルティングに1年間のレンタルで移籍。しかし、17-18シーズンはポルトガルリーグでここまで18試合1得点3アシストと、本来の調子を取り戻し、完全復活を果たしている。本人も母国ポルトガルでのプレーに自信を取り戻したようだ。
スペインメディア『マルカ』はコエントランのインタビューを掲載し、レアル・マドリーから期限付き移籍した理由について紹介している。
「僕はマドリーで常にマルセロとのポジション争いを強いられていた。僕らはもちろんいい関係にあるけれど、ことスタメン争いになると自分が厳しい状況にいることを感じる毎日になっていた」
マルセロとのライバル関係について語った一方、指揮官ジネディーヌ・ジダンについては「ジズーから信頼を得られなかったわけではないと思う。ジズーは僕にとって素晴らしい指導者だったし、いい印象しかないよ。だけど、マドリーではうまくいかなかったから今の自分がある」と続け、監督とも良好な関係にあったことを強調している。
コエントランはレアル・マドリーとの契約を2019年まで残しており、今シーズン終了後はレンタルバックでスポルティングから復帰することになっている。今後の去就については「スポルティングにいることが僕にとっては幸せなこと。ここでのプレーで自信を取り戻したからね」と発言。スポルティングの残留を希望しているようだ。
果たしてコエントランはロシア・ワールドカップ終了後の来シーズン、レアル・マドリーに戻るのか。それとも再移籍となるのか、その動向に注目が集まる。




