バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、フィリペ・コウチーニョが加入してもチームの戦術は変わらないと話している。
今冬にクラブ最高額でリヴァプールからバルセロナに加入したコウチーニョだが、大腿の負傷で3週間程度の離脱を余儀なくされている。一方、昨夏に当時のクラブ最高額で獲得したウスマン・デンベレは3カ月ぶりにチームに復帰。巨額の移籍金をかけた2選手が今後どのように起用されるかに大きな注目が集まっている。
今シーズン、スーペル・コパでレアル・マドリーに敗れて以来無敗が続くバルセロナは、リオネル・メッシとルイス・スアレスをトップに置く4-4-2のシステムを採用。コウチーニョとデンベレは4-3-3のシステムがより適しているのではないかと考えられる中、バルベルデ監督は両選手が復帰しても現行のシステムを継続すると語った。
「コウチーニョはまだプレーできない。デンベレは両サイドでプレーできるから、システムをほとんど弄ることはないと思う。コウチーニョは我々を助けてくれる選手だ。違いを生み出し、新しいものをチームに加えてくれるだろう。彼はシュートを打て、得点も奪える。それに中でも外でもプレーできる。彼がチームをさらに良い方向へと導いてくれると我々は願っている」
負傷によりコウチーニョのデビューは先送りされたものの、リーガで首位を独走するチームを率いるバルベルデ監督は、新戦力に大きな期待を寄せているようだ。


