リヴァプールのMFフィリペ・コウチーニョ代役確保は、難航しているようだ。
今夏はバルセロナ移籍が破談に終わったコウチーニョ。しかし、バルセロナ側は1月にも総額1億5000万ユーロで再びオファーし、選手も移籍を希望。今回はリヴァプールも受け入れる姿勢であるという。
ブラジル代表MFに代わる中盤のプレーメーカーを探すリヴァプールは、夏にも接触したモナコMFトーマス・レマルをトップターゲットの1人にリストアップしていると伝えられている。しかし、これは実現困難なようだ。
モナコのレナナルド・ジャルディム監督は、「冬にビッグネームを売るつもりはない。これが我々の補強戦略だ。選手も理解している」と語り、1月に選手を放出するつもりはないと断言している。
昨夏、3選手の売却で2億9000万ユーロを得たモナコ。これ以上選手を売却する必要が無いと考えており、現在首位パリ・サンジェルマンに勝ち点9差の2位につけるチームは、主力をチームに留めるつもりのようだ。
現在公式戦16試合無敗、プレミアリーグで4位につけ、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメントに進出しているリヴァプール。背番号10が1月に移籍することになれば、代わりとなる理想的なプレーメーカーをチームに招くことはできるのだろうか。