チェルシーに所属するイングランド代表DFガリー・ケーヒルがハムストリングを負傷し、長期離脱する恐れがあるようだ。
13日、レスター・シティ戦に3バックの一角として出場したケーヒルが、30分にジェイミー・バーディーを追いかけたあとピッチに座り込んでそのまま交代。ピッチを去るときに右のハムストリングを押さえていたことから、長期離脱の可能性も伝えられている。
ベンチにはケガから復帰したダビド・ルイスも控えていたものの、アントニオ・コンテ監督は、前節のアーセナル戦でもフル出場したアンドレアス・クリステンセンをピッチに送り込んだ。
ケーヒルの交代後も、何度もゴールに迫ったチェルシーだったが、レスターの強固な守備をこじ開けられないまま時間が過ぎていく。68分にレスターのベン・チルウェルがこの日2枚目のイエローカードを受けて数的優位に立ったが、結局ゴールネットを揺らせずスコアレスドローに終わり、ケーヒルだけでなくチームにとっても痛い一戦となった。
ここまでキャプテンとしてチームをけん引してきたケーヒルが離脱し、センターバックの枚数が心もとなくなっているチェルシー。サウサンプトンのビルヒル・ファン・ダイク獲得レースではリヴァプールに敗れたが、これをきっかけに再び冬の移籍市場で新たなセンターバックの獲得に動くことも考えられそうだ。




