2017-10-10-australia.jpgGetty Images

ケーヒルが劇的決勝弾!豪州が大陸間POへ…シリア、“願いのFK”がポスト直撃でW杯の夢潰える

2018FIFAワールドカップ ロシア アジア予選プレーオフ第2戦が10日、オーストラリアのメルボルンで行われ、オーストラリア代表がシリア代表を延長戦の末、2-1で勝利。土壇場で北中米カリブ海地区の4位チームとの大陸間プレーオフに進出した。

オーストラリアは5日に中立地・マレーシアのムラカで行われた第1戦を1-1で終えていた。そのため、第2戦での勝利、あるいはスコアレスドローで大陸間プレーオフが決まる状況にあった。

シリアは6分、FWオマル・アルソーマのゴールで先制する。対するオーストラリアは13分、FWティム・ケーヒルのゴールで同点に追いつく。

ホームのオーストラリアは、ボール支配率79パーセントと圧倒的に試合を支配。シュートもシリアの2本に対して、8本打つなど一方的な展開ながら、前半は1-1の同点で終了した。後半もオーストラリアがシリアを圧倒するが、スコアは動かず、延長戦に突入する。

延長前半、シリアMFマハムード・アルマワスが、この日2枚目のイエローカードで退場。すると109分、ケーヒルがこの日2点目となるゴールを決め、2-1とオーストラリアが勝ち越し。試合はこのまま2-1で終了。ベテラン・ケーヒルが、窮地を救う2ゴールの活躍を見せ、大陸間プレーオフ進出を決めた。一方のシリアはあと一歩及ばず、W杯初出場の夢が潰えている。

大陸間プレーオフは11月にホーム&アウェイで開催される。なお、オーストラリアがW杯に出場した場合、4大会連続5回目となる。

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