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ケルン、ファンの暴徒化に謝罪も...アーセナルのチケット分配とセキュリティ態勢に疑問

ケルンは、サポーターの暴徒化が原因で試合時間が遅れたことを謝罪するも、アーセナルのセキュリティ体制などについて疑問を持っているようだ。

20年ぶりに欧州の舞台に帰ってきたケルンは、14日にエミレーツ・スタジアムでアーセナルと対戦。しかし、6万人収容のスタジアムにアウェーサポーターのチケットが3000枚しか用意されていないものの、2万人にも及ぶケルンサポーターが押しかけ、エントランスは混乱し、試合が1時間遅れで開始された。なお、試合はアーセナルが3-1で勝利している。

試合後、ケルンは「多くのチケットを求めたためにあのようなことが起きたようだ。ゲストサポーター用のチケットがスタジアムの5%よりもっと分配されるべきだと思う。ケルンからの何千ものサポーターがチケットを求めていたことは事実だ。我々のサポーターにチケットを譲ってくれたアーセナルのサポーターもいたが、何人かは法外的な値段で売り付けていた」と声明を発表。

続けて「ロンドンの保安官とアーセナルはヨーロッパ主催大会の運営に多くの経験があるにもかかわらず、運営組織は十分な対応ができていなかった。我々の考えでは、セキュリティ体制は不十分であったように思う」と運営体制に疑問を呈した。

一方、一部で暴動が起きたことについてケルンは「脅迫、侮辱的な言動、暴行をセキュリティに行った暴徒」の行為をアーセナル側に謝罪。しかし「これらの人間は個々に責任があり、我々の責任ではない」とクラブには関係のない集団と説明している。

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