Anthony Modeste 12212016Getty Images

ケルンの現状を悲しむモデスト、補強政策に苦言「豊富な経験を持つ選手を獲るべきだった」

この夏に日本代表FWの大迫勇也が所属するケルンを離れ、中国の天津権健に渡ったフランス人FWアントニー・モデストは、古巣の低迷ぶりに心を痛めているようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えた。

モデストは昨シーズン、ケルンでリーグ戦25ゴールをマークし、夏には3500万ユーロともいわれる移籍金で中国へと向かった。今でも家族がケルンに住む同選手だが、古巣の今シーズンの姿には落胆している様子だ。

「すべては僕の移籍を取り巻く騒ぎで始まり、ペーター・シュテーガーの解任によって、どん底に達した。このような成り行きはまったく予想できることではなかったし、大きな悲しみを覚えている」

ケルンは夏に、コロンビア人FWジョン・コルドバ(24)やU-21スペイン代表DFホルヘ・メレ、U-21ドイツ代表DFヤンネス・ホルン(20)といった選手たちを獲得。その移籍市場での動向に、モデストは首をかしげる。

「クラブは監督が望んでいた選手たちを獲得できなかった。または他の選手を選んだんだ。その結果は満足できるようなものとはならなかった。僕が思うには、もう少し豊富な経験を持つ選手を1人か2人獲るべきだった。特に今のような状況では、そういう選手が重要となっていたのでね」

一方、ドルトムントの監督に就任した恩師の手腕に疑いはないようだ。

「彼は絶対にボルシア・ドルトムントで再び力を発揮するだろう。ペーター・シュテーガーは最高の監督だよ。彼の人間性がそうさせるんだ。彼はおそらく、最後はケルンで続けていくにあたって、気力を失っていた。僕は、彼にメッセージを送ったよ。彼のケルンとの別れは両者にとってのダメージだと考えている、とね」

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